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書籍・雑誌: 2006年12月 Archive

2006年 お気に入りライトノベル10シリーズ

怠け者の節句働きじゃないけど、今まで正月準備してました。コミケなんて許可出ないよ。

今年は読書数が格段に減って、一番割り食ったのがライトノベル。積読は増加する一方で、積読になってるシリーズの続きは買わないようにしたりとちょっと大変なことになってます。

とはいえ相変わらずライトノベルを多く読んでるので、ウィンドバード::Recreation - 2006年 お気に入りライトノベル10冊に便乗で私のお気に入りのライトノベルを10シリーズ紹介します。「10冊」じゃないのは、シリーズ単位のほうがいいと思ったから。順位付けはやってません。リンクは最新刊。

銃姫〈8〉No Other Way to Live
高殿 円
メディアファクトリー
売り上げランキング: 18803

次巻で第一部完(予定)です。銃で魔法を放つという設定、なかなか痛々しいストーリー、かっこいいオヤジと心と体が滅多切り状態の娘さんのお話。高殿さんはパルメニアものも好きですがどっちかっていうと銃姫のほうが好き。

いぬかみっ!〈11〉
いぬかみっ!〈11〉
posted with amazlet on 06.12.31
有沢 まみず
メディアワークス
売り上げランキング: 10733

第二部始まると知ったときに「これをどう続けるんだ?」と思ったものですが、始まってみればうまいことやったなあ、とうなってしまいました。変態さんは相変わらずです。

彩雲国物語―緑風は刃のごとく
雪乃 紗衣
角川書店
売り上げランキング: 5417

秀麗の持ち上げぶりが鼻につくこともあった第一部よりは、彼女が手柄を最後で掻っ攫われる展開が二回続いた第二部のほうが好みだったり。それにしても続きはまだかー。

七姫物語〈第4章〉夏草話
高野 和
メディアワークス
売り上げランキング: 89596

「続きはまだかー」っていうとこれ。まあ年に一冊のペースであれば満足です。いや、続きが出れば、かな。ファンタジー戦記ものに政治と経済が示され、しかも姫さま視点だってのがすばらしい。

桃源の薬―翡翠色の王国
山本 瑤
集英社
売り上げランキング: 2786

東洋ファンタジーは好物です。桃源の薬はその中でもちゃんと中華な妖怪やら仙人やらをきちんとフォローして、しかもラブストーリーもやってます。へたれ引きこもりヒーローといらんことに首突っ込むヒロイン、って言い方したらまずいな。

覇者の魔剣―抗いし者たちの系譜
三浦 良
富士見書房
売り上げランキング: 24574

今年デビューの新人で、個人的にベストワンです。突拍子もない設定ながら、知略謀略が錯綜するストーリー。1巻完結タイプながら、巻末まで息つく暇ありません。

聞け、我が呼ばいし声 幻獣降臨譚
本宮 ことは 池上 紗京
講談社
売り上げランキング: 42403

この作品も今年デビュー。設定勝ちな点もありますが、先が気になるストーリーです。

銀のパルティータ―花婿は王国をまどわす
めぐみ 和季
角川書店
売り上げランキング: 2586

ヒロインがいきなり政略結婚、そしてあっという間に未亡人な設定に愕然としましたが、神と人の話に切ない系ラブストーリーが絡んできます。

喪の女王〈4〉―流血女神伝
須賀 しのぶ
集英社
売り上げランキング: 113677

最終章に入ったのはわかるけど、いつ終わるやらさっぱりわからないほど錯綜してます。不幸をひきつけるくせに惚れっぽすぎるヒロインの明日はどっちだ。

黒狼の騎士―タザリア王国物語〈2〉
スズキ ヒサシ
メディアワークス
売り上げランキング: 52440

リネア様リネア様リネア様! じゃなくてだな。心のオアシスや帰る家すらなくしてしまい、許されざる選択をしてしまう主人公が。やっぱリネア様のせいか。

2006年に読んだベストノンフィクション10冊ってのも書きましたのでそちらもよろしく。小説や漫画は「10冊」なんてことが書けない程度にしか読んでません。

それではよいお年を。

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ハリポタ最終巻のタイトルは「Harry Potter and the Deathly Hallows」

YOMIURI ONLINE他で報じられるところによると、ハリー・ポッター・シリーズ第7巻は"Harry Potter and the Deathly Hallows"になることが発表されました。デスリー・ハローズ。

「ハリー・ポッターと死の聖人」と報道では訳されてますけど、hallowは聖人というより聖職者という意味だったと思うんですがどうでしょう。「死の聖職者」は語呂が悪いからかな。

ハリー・ポッター・シリーズはこの第7巻で完結となります。中心人物が死亡すると著者が明らかにしています。手放しのハッピーエンドにはならないよう。

で、問題の発売時期ですが……まだ発表になってません。気を持たせるなあ。というか、タイトル発表だけでこれだけ盛り上がるハリポタがすごいのか。

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Greasemonkeyの日本語解説書が発売中

えむもじらより、『GreasemonkeyスクリプティングTIPS&SAMPLES』という本が発売されていることを知りました。

GreasemonkeyスクリプティングTIPS&SAMPLES
高山 恭介
秀和システム
売り上げランキング: 20389

GreasemonkeyはFirefox拡張のひとつで、指定ドメイン・URIにJavaScriptによるユーザーサイドスクリプトを追加することができるものです。リンクされていない「http」や「ttp」で始まる文字列をリンクしているようにしたり、そのページへのはてなブックマーク数を表示させるようにしたりとやりようによってはいろいろなことができます。もちろん、Greasemonkeyスクリプトを吟味しないとヤバイものがあったりするので要注意なわけですが。

著者のブログの「Greasemonkeyスクリプティング TIPS&SAMPLES」と言う本を書きましたという記事によると

まだ Greasemonkey を使った事がない方や、自分でユーザスクリプト作りに挑戦したいと思っている方なんかを対象に、Greasemonkey の使い方や、スクリプトの書き方、書籍用に書き下ろしたユーザスクリプトの紹介、他の人が作った便利なユーザスクリプトの紹介などを行なっています。私が自分で書いたユーザスクリプトが40個くらい、他の人が作ったユーザスクリプトの紹介は30個ちょっとと、合計70以上のユーザスクリプトを紹介しているので、それだけでも結構良い情報なんじゃないかなぁと思います。

という内容だそうです。 私は自分でスクリプト書きたいとは思ってないのですが、スクリプトを読む知識ぐらいは持ちたいなあ。

ちなみに、Oreillyから『Greasemonkey Hacks』が出てます。もちろん洋書。翻訳はいつごろ出るのかな。

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『このWeb2.0がすごい!』が日経BP社から

デジタルARENAによると、『Web2.0殺人事件』の著者岡部敬史氏による新刊『このWeb2.0がすごい!』が日経BP社から12月22日発売だそうです。

このWeb2.0がすごい!
このWeb2.0がすごい!
posted with amazlet on 06.12.20
岡部 敬史
日経BP社

「この××がすごい!」系タイトルなのでてっきり宝島社からだと思ったよ。岡部氏は『このブログがすごい!』 (これは宝島社から刊行)の編集に携わった人ではあるんですが。

どうやら宝島社からは『このブログがすごい! 2007』は出ないようですね。

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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』より『国家の品格』のほうが売れた

TOHANの2006年(2005年12月1日から2006年11月30日)年間ベストセラーが発表になりました。ニッパンのはまだみたい。

以下、総合10位までを抜粋&Amazonアソシエイトリンク。

  1. 国家の品格
  2. ハリー・ポッターと謎のプリンス
  3. 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
  4. えんぴつで奥の細道
  5. 病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める-
  6. おいでよ どうぶつの森 かんぺきガイドブック
  7. 人は見た目が9割
  8. 新・人間革命 (15) (16)
  9. 子育てハッピーアドバイス(1)(2)(3)
  10. 鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール

まさか『国家の品格』が『ハリー・ポッター』を抜くとは。下手すると『国家の品格』は300万部超だったりします?

三位の『東京タワー』は、去年のトーハンランキングで11位に入ってたもの。ロングセラーだなあ。

『えんぴつで奥の細道』は、類似の書籍がいろいろ出ました。

ネットで話題になった『鏡の法則』が10位に入りました。でも宗教の壁よりも下だったか。

追記(2006/12/07):本やタウン:年間ベストセラー(ニッパンのデータ)が更新されました。トップテンは5位と6位が入れ替えになったぐらいかな。

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ドラマ版ノベライズ『のだめカンタービレ novel from TV drama』

「のだめカンタービレ」のノベライズ『のだめカンタービレ novel from TV drama』が2006年12月27日に講談社から発売されます。セブンアンドワイiconでは予約が始まっています。

novel from TV dramaとあるように、フジテレビの月9放映のTVドラマ版のノベライズであるよう。著者は「薬屋探偵妖綺談」シリーズや「フェンネル大陸偽王伝」シリーズの高里椎奈。ノベライズは初挑戦になるのかな。私は「フェンネル大陸偽王伝」シリーズしか読んでないのですが、政治への視点の甘さ・若さはともかく、文章はいいほうだと思います。

レーベルは不明ですが、値段的にソフトカバーなのは確実です。

追記(2006/12/16):Amazon楽天ブックスでも予約が始まりました。

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