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書籍・雑誌: 2007年8月 Archive

えんぴつで書き写す日本国憲法

日本国憲法前文日本国憲法第九条―えんぴつで憲法練習帳 書いて覚える!

小学生の子供が夏休みの宿題をやっている間の暇つぶしに『川島隆太教授の脳を鍛える大人の書写ドリル』をやってます。でも夏休みが終わったらやらなくなるんだろうなあ。

一日に俳句一句を3回、短歌一首を3回書き写すのにだいたい10分ぐらいかなあ。物足りないと思うぐらい。

この手のえんぴつで名文を書きうつす本は『えんぴつで奥の細道』が大ヒットしてから類書が大量に出ています。徒然草や枕草子(何故か方丈記はない)、源氏物語や近代の短編、童謡唱歌に和歌俳句漢詩とさまざま。

書店のえんぴつなぞり書きコーナーを見ていたら『えんぴつで憲法練習帳 日本国憲法前文 日本国憲法第九条』などという本を発見。何故前文と九条だけ……って思想的なことだとわかりきってますけど。

チャットで、対抗して『えんぴつで書く日本国憲法第九十六条』はどうかといったら、あからさまなあてつけになるからいまいち面白くないといわれました。第一条ならいいのか(違)。

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「イミダス」「知恵蔵」休刊に

Sankei WEBによると、集英社の「イミダス」、朝日新聞社の「知恵蔵」が、現在発売中の2007年版をもって発行を停止することがわかりました。集英社、朝日新聞社の両公式サイトの記事は見つけられてません。

年刊の時事用語辞典「現代用語の基礎知識」に対抗して、「イミダス」が1986年、「知恵蔵」が1989年に刊行され、一時は100万部近辺の発行部数を誇りましたが、近年はインターネットの普及か20万部行かなくなったのが休刊の理由らしい。

両方ともウェブ版は続けていくそうで、「イミダス」は11月に特別版を出すんだそうな。

で、老舗の「現代用語の基礎知識」は今年末も発行を続けていきます。そういや2005年度版からはてなダイアリーキーワードの一部を収録するなんてこともやってるなあ。

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「第一部(全七巻)」に不安を覚える『リフトウォー・サーガ 魔術師の帝国』復刊

最近名作翻訳ファンタジーの復刊が続いているハヤカワ文庫から、リフトウォー・サーガの復刊がアナウンスされました。まずは『魔術師の帝国』から。

で、ハヤカワ・オンラインの紹介記事を見たところ

〈〈指輪物語〉の系譜を継ぐ人気シリーズが甦る!第一部(全七巻)毎月刊行リフトウォー・サーガ第一部1〉幼なじみのパグとトマス。少年たちがみつけた難破船から、世界が変わる冒険の幕が開く

ちょっとまて、「第一部(全七巻)」って。早川お得意の「原書1冊分を七分冊」なんてことはしないよね?

現在絶版になっている『魔術師の帝国』は、上巻438ページ・下巻515ページなので、それをさらに分冊ってことはないだろうと思いたいのですが。それにしても復刊版に「上」って書いてないのが気になります。

『魔術師の帝国(Magician)』『シルバーソーン(Silverthorn)』『セサノンの暗黒(A Darkness at Sethanon)』で全七巻であってほしい。

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マーセデス・ラッキー『女王の矢』は中央公論新社から復刊

復刊ドットコムからのメールで、マーセデス・ラッキーの『ヴァルデマール王国年代記 女王の矢』が中央公論新社から新訳で復刊することがわかりました。

「Heralds of Valdemar」三部作の第一作として社会思想社で訳されてたのですが、社会思想社が翻訳ファンタジーから撤退気味になって続編が訳されず、そうこうしているうちに社会思想社自体が解散してしまいました。

ところで、マーセデス・ラッキーのヴァルデマール年代記の他のシリーズ(タルマ&ケスリーのシリーズ、ケロウィンの話、ヴァルデマールの風シリーズなど)は創元推理文庫から訳されてます。復刊するなら創元推理文庫からだと思っていたのですが、まさか中央公論新社からとは。

訳者も創元推理文庫で訳している山口緑さんでも、社会思想社版を訳していた笠井道子さんでもなく澤田澄江さん。中央公論新社から翻訳されている「キリス=キリン」シリーズの訳者ですね。もしかして翻訳者主導の復刊なんでしょうか。

それにしてもシリーズ名が「ヴァルデュールの使者」となってるのが気になります。「Valdemar」を「ヴァルデュール」とは読まんよなあ。

追記: 中公エンターテインメントニュース 2007.08(PDF)では、「ヴァルデマールの使者」になってました。C★NOVELSファンタジアからです。

追記(2007/09/20):Amazon.co.jpで予約できます。

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