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書籍・雑誌: 2008年10月 Archive

コバルト往年の定番シリーズを集めてみる

スターライト☆ぱ~ふぇくと! 新版 (ソノラマノベルス)

Twitterで往年のコバルト大推薦の流れになったをまとめたら、コメントやはてなブックマークでさらなる推薦がありました。

新井素子の「星へ行く船」シリーズが自分のお勧めです。
スペースオペラの探偵もの(not推理もの)。

シリーズ本編全5巻は既読です。『星へ行く船』は、家出して宇宙船に乗り込んだ主人公がトラブルに巻き込まれる話。『通りすがりのレイディ』『カレンダー・ガール』『逆恨みのネメシス』『そして、星へ行く船』は探偵事務所に所属した主人公が仕事をこなそうと暴走する話(苦笑)です。過去編になる『星から来た船』全3巻は未読。探偵事務所の先輩方がまだ若かった頃のお話だったはず。

スターライト★だんでぃシリーズは!?

またそういう薦めにくいものを......。ちなみに未読です。コバルト文庫では3冊出されたスターライト★だんでぃシリーズですが、現在ソノラマノベルスで1冊にまとめた『スターライト☆ぱ~ふぇくと! 』が発売中です。イラストが全然ないらしいですけど。帯の「全担当が泣いた!!」が火浦功らしい。

氷室冴子を薦めない奴はコバルト読みとは認められんなあ。

氷室冴子は「諸般の事情で下巻が出なかった『碧の迷宮』(角川文庫)以外全部」と言いたいぐらい大好きなんですが、その分どれを取り上げるのか選ぶのが難しいです。あえて選ぶなら最初の記事でも書いた女子校ものの定番というべき『クララ白書』とその続編の『アグネス白書』、平安ものの嚆矢たる『ざ・ちぇんじ』『なんて素敵にジャパネスク』あたりかなあ。Amazonマーケットプレイスでの提示価格が高額になりつつあるのが悲しい。

なんで若木未生作品が入ってないの!?

だって、定番にすべきだろうオーラバもグラハもシリーズ中断で、出版社変更が決まっちゃったじゃないですかー。『ハイスクール・オーラバスター』は徳間書店に移るらしく、既にデュアル文庫から続編の『オーラバスター・インテグラル 月光人魚』が発売中です。復刊はどうなるかな? 『グラスハート』は、著者メールマガジンによると他社から完結編がでるかもしれないとのこと。

あと定番で名前が挙がりそうなのは『炎の蜃気楼』かな。ボーイズラブなので注意。売り上げからいうと赤川次郎の吸血鬼シリーズも人気かな。

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2008年ノーベル文学賞はJ.M.G.ル・クレジオ

2008年のノーベル文学賞、「今年こそは村上春樹」などと言われていましたが、フランスの小説家ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオの受賞が決定しました(Nobel Foundation)。ノーベル文学賞も他の部門と同じく受賞待ちが並んでる状態ですもんなあ。

1960年代から活躍中の作家で、邦訳も結構あるみたい。Wikipediaの記述がどのくらい正しいかよくわかりませんが、今でも著書の翻訳がなされている、来日記念に『現代詩手帖』や『すばる』で特集が組まれるなど、日本にもファンがいる作家みたい。

「調書」を大江健三郎が『真に新しい本物の才能の登場。』と絶賛、それを伝え聞いた石原慎太郎は『クレジオなんてのは自転車のミラーやサドルの形をちょっといじった程度のものだ。』と罵倒した。

という記述は興味深い。大江と石原を読み、初期ル・クレジオを読んでるとうなずける反応らしい。私は全部まともには読んでないのですが。

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Twitterで往年のコバルト大推薦の流れになった

昨日夜のTwitterで、deltazuluさんにコバルト文庫の名作を薦めて積ん読をさらに増やす陰謀が実行されました。完結してるのが多めなラインナップ。

うわ、合計したら100冊超えてるじゃないか。楽園の魔女たち、ちょーシリーズ、星座シリーズ、放課後シリーズと20冊超のシリーズが入り込んでる。新刊での入手が困難なものが入っています。

この中で私が読んだことがあるのは「楽園の魔女たち」「東方ウィッチクラフト」「なかないでストレイシープ」「天翔けるバカ」ぐらい。積ん読と化している「歌姫―ロジエル」読み終えたら「丘の家のミッキー」に手を出そう(いつの話だ)。

天バカはdeltazuluさん宅の積ん読の山に埋もれてたみたいなので、そのうち読んでくださるでしょう。あと名前が出たのは、クララ白書、田中雅美のアリスシリーズ、超女隊シリーズというところかな。

「マリア様がみてる」や「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」が薦められてないのはdeltazuluさんが既読だから。「伯爵と妖精」「なんて素敵にジャパネスク」を薦める人がいないのはなんでだろう。

そういやビブリオンの小松由加子さんが本を出さなくなって10年たってますが、日向章一郎さんも5年以上新刊が出てないですね。

それから、ここぞとばかりに前田珠子を薦めようとするゐんどさんは自重してください。隻腕の神の島(スニーカー文庫)や聖獣復活譚(聖獣覚醒秘譚はなかったことにしましょう。上・中と出て下巻が出ないのは極悪すぎる)ならまだしも、いいところで終わって続刊が期待できないシリーズが多数な作家を薦めて恨まれたくないです。

以下、薦められているシリーズの短文紹介。読んでないのが多いのでそのへんは検索で調べたりしたものです。

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