宮乃崎桜子『月魄霊鏡 斎姫繚乱』

X文庫ホワイトハート2008年1月分(発売日2007年12月28日)の宮乃崎桜子『月魄霊鏡 斎姫繚乱』は、平安退魔「斎姫」第二部「斎姫繚乱」第11巻です。「斎姫異聞」から数えると28冊目になります。

宮を救うのに一途な男(ヤツ)!
鏡で魂が入れ替わってしまった宮に義明は?

寛仁元年(1017年)師走。いつものように屋敷に帰った義明は、宮がまるで別人であることに驚く。自分は威子と名乗る宮(?)。藤原道長の繁栄を恨む火華鬼の企みで、帝に入内する予定の道長の娘、威子と魂を入れ替えられた宮は、威子の部屋で式神も使えず逃げ出せずにいたのだ。このままでは宮は後宮入りし、帝と同衾する!?義明は思い余り、邸に押し入り宮をさらうが……。

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