宮乃崎桜子『望月弥栄 斎姫繚乱』

X文庫ホワイトハート2008年5月新刊(発売日5月2日)の宮乃崎桜子『望月弥栄(もちづきのいやさか) 斎姫繚乱』は、平安退魔「斎姫」第二部「斎姫繚乱」第12巻です。「斎姫異聞」から数えると29冊目になります。最終回目前。

ただ愛しくて側にいたい......<神の子>宮には許されないのか?
末法の世に向かって、動き出す現世(うつしよ)と宮の心!

寛仁2年(1018年)。<神の子>としての能力(ちから)を持ち続けるため、夫、義明とは契りを結ばずに暮らしている宮だが、最近はなぜか寂しさを感じ始めていた。そんな折、神木に取り込まれた重家が発見される。愛しい長屋王の生まれ変わりが重家と知った<月の姫>香久夜(かくや)は、毎晩「神木=重家の魂」に寄り添っていた。その姿を見た宮の心も震えだし......!?

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