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朝読から家読へ

家族で本を読もう! 家読(うちどく)公式ホームページというのを見つけました。朝の読書で児童に読書の習慣をつけさせ、家読でそれを家庭に持ち込ませ、書籍売り上げ低下に歯止めをかけようとする出版業界の陰謀に違いありません。

というのはともかく、家読公式ホームページにあるような、いじめや自殺といった社会問題が家族の会話やコミュニケーション不足が原因としているかどうかはわかりませんし、それが「家族で本を読む」ことで解消できるかどうかもわかりません。しかし、世に氾濫する「若者の読書離れ」という主張よりも「大人の読書離れ」のほうが深刻なのだろうというのは読書関係アンケート調査の数字を見ればまるわかりです。あの数字から「若者の読書離れ」という結論が出る方が私は不思議。

家読というのは、だいたいこんな感じらしい。

  1. 同じ本を読もう!
  2. 読んだ本で話そう!
  3. 感想ノートを作ろう!
  4. 自分のペースで読もう!
  5. 家庭文庫を作ろう!

多読が趣味で小学生の子を持つ私としては、この条件のままにやってみたいのですが、小学三年生の長男は、物語よりも図鑑のほうが好きなんで「感想ノートを作る」のが難しそう。それから、「家庭文庫」というのは書籍売り上げ低下に(以下略)。

家読といわれても何を読ませればいいかわからない人向けに「うちどくブックガイド」がありました。知らない本多いなあ。「ええっ?! 高学年とはいえ『アルジャーノンに花束を』を小学生に読ませるのか?」とも思いましたけど(この手のリストがあると出てくる不満の一部)。

親子のコミュニケーションが密接だったら、リストやガイドに頼らず趣味に合わせた書籍を選ぶことができるんですけどね。

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