NIKKEI NETに小学生も感想文をコピペ ネット丸写し横行で悩める教育界という記事が載っていました。中途半端なところで終わっていたり、記事の前段で触れられていた「コピペ対策ソフト」の詳報がなかったりするので、日本経済新聞本紙には省略されていない記事があるのかもしれません。
夏の読書感想文秒殺コンクール 2003に記事を書いたことがあるので、「おお、記事になるぐらいこのノウハウが定着したんだなあ、と思いましたが、そういや2005年8月には雑誌「セブンティーン」で読書感想文をネットからコピペして書こうという提案があったんだった。
向井さんの読書感想文をコピペして書くという裏技では、安易にコピペで提出しちゃう層はたいてい再構成能力なんてないから簡単にばれますよ、という話が載ってました。
NIKKEI NET記事のはてなブックマークページに表示された「このエントリーの関連エントリー」に、福耳コラムよいこのための読書感想文の書き方が表示されていて、「読書感想文なんてテンプレートに沿って書かれていればいいんじゃないか」と発案してました。このエントリー、ネタですよ、念のため。
と末尾にあったんですが、書店に行ったら課題図書や読書感想文の書き方読本などと共に『必ず書ける あなうめ読書感想文』という本が!
中身、ほんとにテンプレート。もちろん一種類だけじゃなくて、「主人公に手紙を書くように」などと目的(?)別に用意されていました。穴の部分に何を書けばいいかまで懇切丁寧。最後には本の申し訳程度とはいえ「あなうめを使わずに読書感想文を書くには」まで。すごいなあ、やられたなあ。
さっそくうちの子に使わせてみようと思ったら、うちの子の小学校、感想文や自由研究、工作などは自由選択なのでした。無理矢理書かせることはないよなあ。
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