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ライトノベル表紙の欧米版との比較をしてみる

思いついたのでライトノベルの表紙比較をAmazonでやってみます。

左から、『キノの旅』日本語原書・英語版・ドイツ語版。

キノの旅―The beautiful world The Beautiful World 1: Kino No Tabi Kinos Reise 01. Light Novel

ドイツ語版は日本語版の原画を使ってますね。英語で!アニメ・マンガのコメントで、英語版裏表紙は黒星紅白イラスト、という情報がありますが、未確認です。この渋い表紙も原画は黒星紅白だそうです。

『スクラップド・プリンセス 捨て猫王女の前奏曲』。左から日本語原書、英語版。

捨て猫王女の前奏曲―スクラップド・プリンセス Scrapped Princess: A Tale of Destiny

『プリンセス・ダイアリー』の表紙と言われても否定できません。

『月の影 影の海』の、左から、X文庫版(上)、講談社文庫版(上)、英語版。

月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート 月の影 影の海〈上〉十二国記 The Twelve Kingdoms 1

英語版は山田章博イラストとはいえ、路線は『キノの旅』英語版表紙と同じような雰囲気です。

YA! Entertainmentなので狭義のライトノベルとはいえないのですが、『チェーン・メール』。左から日本語原書、英語版。

チェーン・メール―ずっとあなたとつながっていたい Chain Mail Addicted to You

写真だった表紙がイラストに変更、構図はほとんど同じ(背景の人間がいないぐらい)ですね。

TOKYOPOPじゃないですけど、『ブギー・ポップは笑わない』 。左から日本語原書、英語版。

ブギーポップは笑わない Boogiepop And Others

ここまで一緒だといっそ潔い、っていうか英語タイトルつけただけじゃないか。

ブギー・ポップシリーズの英訳を出しているSeven Seas Entertainmentは、今後『しにがみのバラッド』『ぴたテン』『ストロベリー・パニック』『かのこん』『銃姫』『ヴぁんぷ!』の英訳も行ってくそうです。それぞれ元のイラストを重視したページを作ってるので、日本語原書に英語タイトルをつけた表紙を作ってくのかも。

TOKYOPOPも、『月の影 影の海』の次は『トリニティ・ブラッド』の翻訳が決まってます。表紙はまだだけど。

『スレイヤーズ!』と『デュアン・サーク』も英訳されてますが、日本語原書の表紙がどこのネット書店でも見当たらないので省略します。『スレイヤーズ!』英訳版は日本語版とほぼ同じく、あらいずみるいイラストで、『デュアン・サーク』英訳版はなんとなくホラー的雰囲気すら感じられるイラスト。

次はドイツ語訳されてるやつ。『GOSICK』と『マリア様がみてる』。左から、日本語原書、ドイツ語版。

GOSICK―ゴシック Gosick 01. Light Novel

マリア様がみてる Rosen unter Marias Obhut 01. Light Novel

ドイツ語版は、『キノの旅』もそうですけど、原書表紙の人物部分を切り出し、斜めの色帯を使ったデザインという共通点がありますね。

参考に、英米のヤングアダルト小説の和訳が出てるものの比較。まずは『トワイライト』の場合。左から、英語原書、日本語訳。

Twilight トワイライト〈1〉愛した人はヴァンパイア

『プリンセス・ダイアリー2 ラブレター騒動篇』の場合。英語原書、日本語訳単行本、日本語訳文庫版。

Princess in the Spotlight (Princess Diaries)  プリンセス・ダイアリー ラブレター騒動篇 プリンセス・ダイアリー(2) ラブレター騒動篇

もうなんというか、「アメリカはそういう市場特性」と言いたくなりました。

SSMGの人の日記によると、「slayers」は売上不振で6巻にて打ち切り、第1部の残り7、8巻は公式サイト通販のみの販売という形が取られるとかいう話なんてのがあって、世知辛いなあ、なんて思いました。TOKYOPOPが「アニメっぽくない表紙」に走ったのは、『スレイヤーズ!』不振ということがあるからでしょうか。

ワード

Comments:3

asapon Author Profile Page 2007年1月22日 18:19

知らなかった。ライトノベルなんかも翻訳して出版されてるんだ。
しかも日本的なものが多いというかなんというか...受けるのかな?

スクラップドプリンセスは途中までは面白いと思ってたのになぁ

Stella Author Profile Page 2007年1月22日 19:32

アニメ化してるものだと、アニメファンが買ってく、ってことはあるみたい。

でも「スレイヤーズ」不振らしいしなあ。

megyumi 2007年1月23日 11:08

>「アニメっぽくない表紙」に走ったのは、『スレイヤーズ!』不振ということがあるから
「より多くの人に読んでもらいたいため、あえてアニメ絵を採用しなかった」という
中の人の人のコメント読むと、確かにそんな感じはしますねえ。
日本だと、別にアニメファンというわけではない普通の中高生も対象としてますが、
あちらでは最初からあくまでアニメ関連出版物として展開してるため、
アニメファンしか読まず、間口を狭くしてしまった、というところでしょうか?

『十二国記』英語版はわざわざ山田章博にイラストを書き下ろしてもらってる辺り、
気合の入り方が違うなあ、と思いました。


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