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初心者には薦められないライトノベルの特徴

「ライトライトノベル」と「ヘビーライトノベル」を読み返してちと考えた、「ライトノベル初心者向け(スーパーフェザーライトノベルとか、ライトライトノベルとか)」と「ディープなライトノベル(クルーザーライトノベルとかヘビーライトノベルとか)」はどこが違うかまとめてみます。

ライトノベル初心者向け、といっても、読む人の読書傾向や人生経験によって何から入ってもらうかは違うというのは自明です。ファンタジー好きならファンタジーから、時代劇好きなら時代物からといろいろ。

「ライトノベル以外の小説はいろいろ読んでいる大人の読者」に薦めるとしたらと考えると、こういう「ライトノベルらしいライトノベル」は拒否反応を示されるような気がします。

  • 人物描写をイラストに頼る
  • 現実にはあまりいないようなエキセントリックな登場人物
  • うじうじと決断を先送りする主要人物
  • どのようなことが起きても「社会」(世界ではない)は変わらない、あるいは「この程度で?」ぐらいで劇的に変わる
  • 現実に非常に似ているのに現実にないものが出てきて普通に存在している

こんな感じかなあ。異世界ファンタジーもあまり好まれないが、現代学園異能はもっと拒絶される、みたいな。

ということは、こんなライトノベルなら初心者向きなのかな?

  • イラストがなくても人物造形が思い浮かぶ描写
  • 「こんな人いるよな」と読者に思わせる登場人物
  • すぱっと決断、すぱっと実行
  • 変なことが起きない舞台、あるいは大幅に改変された社会

 

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