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Amazon利用者はケータイ小説をあまり買わない

2007年の大手取次二社(日販トーハン)とAmazon.co.jpのベストセラーランキングが発表されました。以前からそうだとはいえ、日販・トーハンは上位は似通ったものですが、Amazonが全然違うのが印象的です。

特にケータイ小説と呼ばれる小説群が、Amazonのランキングには全く出てきません。Amazonに「文芸・エッセイ」だと理解されてない可能性も少し考えましたが、ベストセラーランキングの「文学・評論」の50位ぐらいに『恋空』上巻が入っていたのでそれはなかった。

だとすると「Amazon利用者層とケータイ小説購入者層はあまり重なり合わない」という結論しか出せません。『人を動かす 新装版』や『DDD 1』が総合上位に入ってくるような、そういう「濃ゆい購買者」がAmazon利用者層なんでしょうか。

サイト連載中からのファンならケータイサイトからリンクされているショップ(「魔法のiらんど」なら運営している携帯向けショッピングサイト「魔法ショップ」など)で買うのでしょうし、そうでなくて口コミで買ってる人は書店やコンビニで買っているのでしょうね。

実はセブンアンドワイの2007年年間ランキング iconもAmazonと同じようなランキング傾向です。「Amazonの利用者は」というより「ネット書店の利用者は」と言い換えた方がいいのかもしれません。携帯電話で利用できるか否かではないもっと別なことを考えなければいけないのでしょう。

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